2013年、事件九日後。
【後編】2013年3月20日(水・祝) 総合・よる10時
(あらすじ)
雪見救命救急センターに着任した今中(瑛太) は、速水副センター長(山口祐一郎) のもとで、ドクターヘリを擁するセンターの救急医療に没頭しつつも、極北市民病院のこと、そして気まずい別れをした恋人・梢(加藤あい) のことが気になっていた。
ある日、今中は世良(小林薫) から極北市に出張してくるよう言われる。
彰吾(高橋昌也) の最期に立ち合わせようという世良の配慮であった。
ところが、世良は自動車事故を起こし、今中がひん死の世良を緊急手術することになって…。
(あらすじ)
【前編】2013年3月19日(火) 総合・よる10時
北海道の海沿いにある極北市。財政難にあえぎ、医師が今中(瑛太) ひとりになった極北市民病院に、再建請負人・世良(小林薫) が院長として赴任し、赤字削減のため、入院病棟の閉鎖、緊急患者受け入れの拒否の方針を打ち出す。
今中は恋人・梢(加藤あい)の祖父・彰吾(高橋昌也) に退院を促す役目を押し付けられ、実は梢が世良の娘と知り驚く。
そんな中、市民病院に来た田所(徳井優) が後に死亡したのは、世良の診療拒否が原因ではないか、と報道され騒ぎとなる。
あすの【後編】に続く。
坂留署の廊下で慎司(中川大志))は、刑事の結城(高橋克典)に父親の弘幸(田中哲司)を殺害したのは自分だから母・淳子(石田ゆり子)を返して欲しい、と言い出す。
その場にいた良幸(安田章大)と比奈子(宮?香蓮)は絶句するしかなかった。その話を聞いた淳子は、結城に慎司に会わせてほしいと錯乱したように懇願する。
右京(水谷豊)が「花の里」へと向かうと、店の前で自らを「家出少女」と名乗る小学校低学年くらいの女の子と出会う。右京は享を呼び
出し少女を自宅まで送ることに。少女は自宅マンション近くで降りると、いつの間にかオートロックで施錠されているマンションのエントランスの中へ。
苦笑しながらマンションを出てふと見ると、右京はマンションの目の前にある不審な一軒家を見つける。近隣の聞き込みで江美子(左時枝)という卓球のコーチをしているしっかり者の老婆が一人で住んでいることがわかるが、しっかり者の老婆が鍵もかけずに外出するだろうか。
そのころ、ある夫婦から12歳の誕生日を迎える息子の隼人(加藤清史郎)が家に戻らない、と交番に通報が入る。夫は財務省に勤務する官僚・鷲尾武弘(古川悦史)。
12歳の誕生日にしては、派手なパーティーの準備がされていた。武弘・美鈴(古村比呂)夫妻から話を聞いた巡査たちは、12歳にもなってこんなに派手な誕生祝いをしてもらうような家庭なのだから、過保護が災いしたのでは、と蔭口をたたく。
一方、伊丹(川原和久)ら捜査一課は、強盗殺人容疑で指名手配されている大場(榊英雄)をかくまっていた恋人・咲子(中村真知子)の自宅へ。
が、大場は 咲子に追い出され、すでにどこかへと逃げた後だった。やけになって他人を巻き込むのではないか、と心配する咲子だったが…。
老婆・江美子の失踪と、少年・隼人の行方不明、そして強盗殺人容疑者の逃走…。一見、無関係な3つの事件の関連とは? その不可思議な結末とは!?
(あらすじ)
外務大臣の警護に借り出されていた尾崎(小澤征悦)が、安積班に帰って来た。安積(佐々木蔵之介)、結城(比嘉愛未)、小池(福士誠治)も尾崎との再会を祝って、飲み会を開こうと相談している矢先に、久米島課長(升毅)が撃たれたとの報せが。久米島は重症を負い、生死の境を彷徨っている状況だという。
安積(佐々木蔵之介)
事件現場は、とあるバーから数百メートル離れた場所。
バーの店員によると、久米島は誰かと待ち合わせをしていた様子だったが、電話で会話した後に店を飛び 出して行ったという。
毎日5時15分には退勤していた久米島を、安積らは真っ直ぐ帰宅していると思っていたが、久米島宅のマンション管理人によると、5年前に入居して以来1人住まいで、家族らしい人は見たことがなく、帰宅も毎日遅い時間だったことが分かった。
ほどなく、向島中央署に捜査本部が置かれると、陣頭指揮を執る中西徹管理官(石橋保)は、久米島の身内となる安積班を捜査から外した上で、「一刻も早く検挙できるよう全力を尽くせ」とゲキを飛ばす。
一方、安積班は捜査一課長の真山(高島礼子)か ら、15年前、川口刑事部長が日本橋署の署長時代に起きた1億円の「現金輸送車強奪事件」で、同署の刑事課にいた久米島が捜査一課の応援に選抜されたが、 誤認逮捕という重大なミスを犯した経歴があると聞く。
真山(高島礼子)
川口と久米島にそんな接点があったのかと、安積は驚きを隠せない。真山はそんな安積に、15年前に起 きた事件の再調査をするようにとの、川口刑事部長の指令を伝えた。
当時、久米島は、1億円近い負債を抱えながら、事件発生後に全てを返済している男を、犯人と特定して逮捕に踏み切った。
しかし、逮捕後に確かなアリバイが発覚したことで、当時捜査を引っ張っていた久米島に誤認逮捕という経歴が残ることになってしまったのだった。
事件当時の関係者を一から捜査し直す安積班だったが、そんなとき、久米島を撃った銃と、15年前の事件で使われた銃が同一のものだったと、丸岡(六平直政)ら鑑識チームの調べで判明する。
(あらすじ)
フォンから「ウォル」という名を授かったヨヌ。
ナ・デギル教授たちにさらわれたウォルの脳裏に8年前の苦しい記憶が押し寄せ、それを他人の記憶だと信じるウォルは戸惑う。
宮殿に到着間近、ウォルは教授たちの隙をついて逃げ出した。そして偶然助けを求めた相手は…。
ナ・デギル教授はウォルを人質にしてノギョンをおびき寄せると大王大妃(テワンテビ)に説明。さらに、ウォルをフォンの厄受け巫女(みこ)にすることを提案する。