坂の上の雲
「広瀬、死す〜さらば愛しきロシアの友よ!空前の大スペクタクル・旅順艦隊を封鎖せよ」 (あらすじ)
満州(現中国東北部)で戦う日本軍の生命線は、日本海の制海権確保だった。
1904年2月、東郷(
渡哲也)を司令長官とする連合艦隊はロシアの旅順艦隊撃
滅を目指し、佐世保港から出撃。
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渡 哲也ところがロシア艦隊は、旅順港に閉じこもったまま出てこない。
港は鉄壁の砲台群で守られており、日本の連合艦隊は入り込む
ことができない。
連合艦隊は旅順港の入り口に貨物船を沈め、ロシア艦隊を港内に閉じこめてしまう閉塞(へいそく)作戦の実行を決定。
真之(本木雅弘)は、
海軍兵学校以来の親友である広瀬(藤本隆宏)から出撃前に、アリアズナ(マリーナ・アレクサンドロワ)への手紙を託される。
銃弾が降り注ぐ中、脱出しよう
としていた広瀬は、部下がいないことに気付く。
必死に船内を捜したもののやむなく諦め、広瀬はボートに乗り込む。
閉塞作戦に失敗した連合艦隊には、暗雲が
漂う。